救急車は付き添いもつらい
前回に引き続き救急車の事を書こうと思います。
救急車の速度は道路交通法施行令第12条の3に「最高速度の特例」で規定されています。制限速度は、一般道路で時速80Km、高速道路で時速100Kmです。
道路が混雑している時は、状況を見て、それだけ出していないかもしれませんが。
私は急病人に付き添って、何回か救急車に乗った事があります。まあ、その時の、乗り心地の悪かったこと。スピードを出すので、横揺れが激しくて、椅子も狭い簡易式です。しっかり、つかまってないとシートから転げ落ちそうになります。もっと、大変なのは道に凹凸があると、車が、とんでもない上下運動をします。何度、天井に頭をぶつけそうになったことかわかりません。付き添っている私が怪我人になりそうでした。
私が、急に具合が悪くなって、救急車に乗った時は、乗ったと同時に意識を無くしてしまったので、乗り心地は分かりませんでした。これが残念でなりません。
そうとはいえ、救急車の目的は、傷病者に救命措置を施しながら一刻も早く医療機関に搬送することですので、私がこういうのも何ですが、何卒、ご了承ください。
民間救急車(介護タクシー)と救急車の速度
当社は加古川市消防本部より『患者等搬送事業者』としての認定を受けています。『民間救急車』と言われることもあります。
当社が保有する民間救急車は、救急車のような緊急車両には入らず「患者等移送車」という区分に入ります。これは、患者、車いす利用者等を輸送するための特種な乗車設備を持っている車両で、車体の形状が次のようにわけられます。患者輸送の為の車いす移動車(リフトバス、リフトワゴン)と、ストレッチャーごと運搬できる車両です。緊急車両ではないので、道路を走る時の制限速度は一般車両と同じです。
救急車の速度は道路交通法施行令第12条の3に「最高速度の特例」で規定されています。救急車の制限速度は、一般道路で80Kmです。高速道路で100Kmです。
東播介護タクシーが搬送させていただいている多くの方にとって、何より大切なことは、早く到着することよりも、移動中を安静・快適に過ごすことです。
少々ゆっくりとした移動にはなりますが、是非、安全と快適を実感してみて下さい。
私、鍵を閉めたかしら?
介護タクシーで、定期的に通院している、女性の利用者の方がいました。その方は、軽い認知症がありました。
利用者様のことを考え、通院の日はいつも同じ女性の運転手にしています。
利用者の方が車に乗って出発すると、すぐに「私、家の鍵閉めたかしら?」と言います。運転手が「鍵を閉めているところを、私が見ていましたよ」と答えると「あっ、そう」と安心します。それが、毎回毎回、続きました。でも、そのうちに運転手の「鍵を閉めているところを、私が見ていましたよ」という言葉だけでは納得しなくなり、ソワソワするようになりました。運転手は、そこで考えて、その言葉がでると、家に戻り、鍵が閉まっている事を一緒に確認するようにしてみました。すると利用者の方は、すっかり落ち着いて出発することができるようになりました。
運転手は車庫を出発する時間を5分早くして、利用者の方の安心感を作りました。自分の出発前のコーヒーのホットタイムはなくなりましたが、利用者の方とのホットタイムができました。
リビングウィル 知ってますか
『自分の最期について考えたことはありますか?』
もし、自分の死期が迫っているとしたら、どうしますか? 耐え難い苦痛に耐えてでも延命してほしい。延命はいらない、苦痛だけとってほしい。・・・人それぞれに思いは違うでしょう。
「延命治療を望みますか?」と医師に尋ねられた時、自分の意思を伝えられない状況であれば、だれがその判断をするのでしょうか?それは、近しい家族に委ねられる場合が多いと思います。ただ、家族にその判断を・・・というのは、家族にとってもつらいことですね。
byケアドライバー 看護師M
<以下 日本尊厳死協会ホームページ『リビングウィルとは』より抜粋>
回復の見込みがなく、すぐにでも命の灯が消え去ろうとしているときでも、現代の医療は、あなたを生かし続けることが可能です。人工呼吸器をつけて体内に酸素を送り込み、胃に穴をあける胃ろうを装着して栄養を摂取させます。ひとたびこれらの延命措置を始めたら、はずすことは容易ではありません。生命維持装置をはずせば死に至ることが明らかですから、医師がはずしたがらないのです。
「あらゆる手段を使って生きたい」と思っている多くの方々の意思も、尊重されるべきことです。一方、チューブや機械につながれて、なお辛い闘病を強いられ、「回復の見込みがないのなら、安らかにその時を迎えたい」と思っている方々も多数いらっしゃいます。「平穏死」「自然死」を望む方々が、自分の意思を元気なうちに記しておく。それがリビングウイル(LW)です。
プチブーム!(*´▽`*)
通院でお送りした加古川の医院のロビーに飾ってあったものです。
「喜」かぁと思って見ていたら、むむ、「ありがとう」じゃないですか!
いい言葉でいい文字を創るって、発想がすごいなあと感心してしまいました。
これは「文字アート」というそうで、今話題だそうです。
いろんな文字アートが見つかりますので、調べてみると楽しいですよ。