東播介護タクシーは兵庫県加古川市の看護師同乗可能な民間救急です

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研修会INさかもと医院(朝来市)!

加古川市の民間救急、東播介護タクシーです! 昨日、朝来市の「介護タクシーひろちゃん」さんに誘っていただき、さかもと医院様主催の研修会に参加させていただきました。 講師のまるちゃんこと、丸尾多重子さんは、ご自身の介護経験から西宮で、いろんな人が集まる『つどい場さくらちゃん』を設立し、日々奮闘されている素敵な方でした。そこには、介護する人・される人、それを取り巻く介護・医療関係の人々、ご近所さんや学生さん、お役人さん・・・本当に様々な方が集まって繋がっているそうです。 介護を家族だけで担うのは大変困難なことで、全員が疲弊、崩壊すると言っても過言ではありません。そして介護を受ける人もまた「介護を受けたくない」のですが、受けざるを得ないのです。お風呂、排泄、デイサービス・・・いろんな介護を我慢して受けています。 する人、される人、両方の我慢が少しでも少なくなれば・・・それの実現には様々な困難がありますが、諦めずがむしゃらに邁進する、まるちゃんはそんな方です。 ビデオで、『つどい場』の様子を見せてもらいましたが、介護する人が笑顔になっていれば、介護される人もいい顔になってるんですね。反対に、介護する人が「つらい」と感じていると、介護される人に伝わっているようです。 『つどい場』ではいろんな人と繋がって巻き込んで・・・、本当に笑顔で介護されていました。 お話の中で印象的だった言葉は、「ボケるって神様がくれたプレゼントだと思う。つらいことを覚えていないといけないなんて残酷でしょ?」家族3人を介護してきた方の言葉だけに、説得力がありました。 介護の悩み、ストレス等を軽減するためには、いろんな人との繋がりがとても大切なんですね。 介護タクシーで、「笑顔になれるお手伝い」が、少しでも出来たらなって思います。 つどい場さくらちゃん クリックするとつどい場の様子も視聴できます。 つどい場さくらちゃん

介護タクシーのタイヤのはなし

本日も、加古川、高砂、播磨町、稲美町で頑張っています!

1号車(ヴォクシー)のタイヤを新調しました。そこで、タイヤのお話を少し・・・

タイヤは自動車が唯一地面と接している部分で、少し昔に「その面積はハガキ1枚分です」といったCMもありました。つまり、どんな高性能な自動車でも、その性能はハガキ約4枚の面積で地面と接しているタイヤでのみ路面に伝えられているのです。

また、路面の凹凸やザラザラといった状況を、まず最初に受け止めて、ショックを和らげ車体に伝えるのもタイヤです。 つまり、タイヤは安全、快適といった面でとても大事なパーツなのです。

タイヤは一見すると、どれも変わり映えしない、黒いドーナツ状のゴムですが、実は、メーカーや価格による性能差がとてもあります。

スポーツカー、トラック、バス、自家用車、それぞれに求められる性能の優先順位が違います。例えば 営業用自動車の場合「経済性」はとても重要です。それは摩耗しにくいタイヤ、もしくは価格の安いタイヤ、あるいはその両方を兼ね備えたタイヤということになります。また、最近では低燃費タイヤ(エコタイヤ)という、燃費がよくなることを売りにしたタイヤもありますね。

それらを承知した上で、東播介護タクシーでは、民間救急車、介護タクシーのタイヤに求められる性能は、まず「快適性」だと考えています。タイヤがもたらす快適性とは主に「静粛性」と「乗り心地」になりますが、実際にそれらは、選ぶタイヤによって驚くほどはっきり違いがあります。

体調が優れない方や、疼痛がある方を日々搬送させていただく中で、自動車の騒音、振動等は少しでも減らしたいと思い、丁寧な運転に加え、よいアイテムは努めて取り入れたいと思います。

この度のタイヤの交換も「快適性」最優先で、ブリヂストンのレグノGRVⅡというタイヤをチョイスしました。乗っていただいたときに違いが分かります!(たぶん・・・)

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介護タクシーでお花見を

先日、入院中の患者様とご家族を、お花見にお連れしました。

高砂市の市ノ池公園という所で、絶好の日和だったこともあり、大勢の人でとても賑わっていました。桜並木の下を、リクライニング車いすを使ってお供させていただきました。満開の桜咲く公園で、春の空気を直に感じ、子供たちが元気にはしゃぐ姿や、声を聞くことは、とてもいい刺激で、活力の源になっていただけたようでした。

入院生活は、ともすれば味気なく、春の実感も十分には感じられません。病室の白い天井や、白い壁しか見ない生活は、本当に味気ないものです。

東播介護タクシーでは、自宅療養中の方はもちろん、入院中の方でも、お医者様の許可があれば、いろいろなご希望を全力で叶えさせていただいております。

「歩けない」や「寝たきり」で諦めていたことを叶えるお手伝いができれば幸いです。

お花見

民間救急搬送中の褥瘡(じょくそう)リスクについて

搬送中に注意することの一つに褥瘡があります。褥瘡は「床ずれ」とも言われています。

褥瘡の原因として、『低栄養などの全身状態』『局所への圧迫』『皮膚の摩擦・ズレ』などがあり、各々の要因に対しての対策が必要です。搬送中には外的要因である『局所への圧迫』『皮膚の摩擦・ズレ』を取り除くことを心掛ける必要があると考えています。

『摩擦』とは身体を移動させる時に、皮膚の表面がマットなどにすれる現象です。摩擦を繰り返すことによって皮膚が損傷しやすくなります。摩擦で損傷を受けやすくなると、わずかな『圧迫』でも褥瘡が発生します。『ズレ』とは垂直方向の圧迫ではなく、接触面に沿った圧迫です。これは、リクライニング車いすの背もたれを倒した時に、体が足元方向にずり下がった時に見られます。ズレによって皮膚が引き伸ばされることで毛細血管が引き伸ばされ、虚血(局所へ血液が循環しない状態)となり褥瘡が発生しやすくなります。

リクライニング車いすで、身体が足元方向にずり下がることを予防するためには、前回ご紹介した、リクライニング時に座面の角度が変わるティルト機能が有効です。ズレを予防し、かつ体圧を分散することができます。また、リクライニングの角度を30度以上にすると体のずれ落ちが起こりやすくなるので、この点も注意が必要です。

また、同一体位を長時間続けることは圧迫を受けている部位に虚血が起こり、褥瘡が発生しやすくなります。ストレッチャーは病院のベッドとは違い寝返り等はほとんどできません。長時間の同一体位を避けるため、適宜、身体の向きを変えるなど、東播介護タクシーでは褥瘡の予防を心がけています。

大切な機能

看護、介護業界の方は、よくご存じだと思いますが…

人はただ座っているだけでも、身体のいろいろな筋肉に力が入っています。元気な人はそれを意識することはなく、楽に座っていられるのですが、体力、筋力が落ちている人にとっては、「ただ座っていること」でさえ大変なのです。

でも元気な私たちも、ソファーにダラーっと座っていると、お尻が前にずりずり滑ってくることがありますよね。

そんな、座位を保っていることが大変な方にも、楽に座っていただけるのがティルト車いすなのです。

①の写真はリクライニングさせた状態です。でもこのままだと「お尻、前にずりずり」になってしまう。

CIMG1575 終1     CIMG1576 終2

そこで②の写真のように、腰と膝の角度はそのままで、全体を少し仰向けにします。こうすると、ダラーっとしていても「お尻、前にずりずり」になりません。おまけに体重が身体全体に適度に分散され、とても楽なんです。

これをティルトと言います。

 

自動車での移動は、絶えず前後左右に体が揺れています(慎重・安全がモットーの東播介護タクシーですが、いくらかは揺れてしまいます)。安静を要する患者様が、少しでも余計な力をいれず、快適に移動していただくために大切な機能、それが「ティルト」なのです。リクライニングの角度は、ほぼ水平(真っ平)まで伸ばせますので、移動中の体位の変換も速やかです。

もちろん酸素ボンベ、点滴も装備できます。安心してご利用ください。

ティルトで「お尻、前にずりずり」よ、さらば!

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